岡野あつこTV出演 – 「ミヤネ屋」

2017年7月13日 ミヤネ屋

7/13ミヤネ屋

私がDV妻になった理由

妻からのDVに悩む夫が急増している。誰でも気付かないうちにDV妻になる可能性がある。最初は言葉の暴力や無視から、ご飯を作らないなどから始まる。暴力はエスカレートしていく。
自分の気持ちをわかってもらえない、その苦しさを相手(パートナー)にという人が多い。

★妻から夫へ暴力の種類

(1)経済的暴力・妻が財布をしっかり握っていて貯金ばかりして渡さないケースも多い。

(2)精神的暴力(モラルハラスメント)

(3)身体的暴力・いきなり身体的暴力から始まるのではなく、段階を経ていくケースが多い。

自覚がないので、いいことを夫に教えてあげているつもりでわからないから、声を荒げてヒステリーになり、身体的暴力、という段階がある。妻の場合は罪悪感がない。本当にあなたのダメな所を私が直してあげる、支えてあげる、くらいに思っている。

★DV妻になりやすい女性

なんでも思い通りにやってこられた人。だから思い通りにならない時に腹が立ってDVにいく。顔やルックスは好みではないけれど、経済力がある、将来性があるからって一緒になる。だだ何年も暮らしていると、出世もしない、お金も上がらない、私の理想はどうなるの?でストレス発散。妥協した自分にも腹が立つ。妥協して幸せになれていればいいのだが、不満がたまってくると許せなくなる。子育てが終わってダンナのほうに気持ちが向く。今まで子どもに向いていたのがご主人に目が向いて、いちいち細かいところが不満になってくる。プライドが高く、世間体を重んじるので初期の段階でも誰にも相談が出来ない。どんどん女性の方にエスカレートさせてしまいがち。周りから言われて「ああそうかな?」と思ってだんだんとぎくしゃくしてくるお家も多い。

★解決策

暴力が嫌なことをちゃんと伝える。だめもとで、機嫌のよさそうな時に。否定ばかりだと逆上するので、肯定から。「こういうところが君はすてきなんだ」と。このままいくと離婚になってしまうかもしれない、生活費が入ってこない、近所にうわさされてしまう……損だと思わせることが大事。初期の段階で、プチ家出をして、ストライキ。もうだめだと思ったら、離婚に突入する。公正証書、合意書を作成する。書ける人は腹をくくっている。弁護士でも司法書士でも士業の方を入れないと公証人役場の方がなかなかウンと言ってくれない。役場に行かない、という人はもう暴力を振るい続けるというアピールと同じ。やり直したくて、暴力振るっていることに気がつかない人は、ここで初めて気がつく。犬も食わない夫婦喧嘩なのか、DVなのか、そこは難しい。

★旦那デスノート

今までは自分の日記に書いて発散してたのを、今はSNSで共感を呼ぶことで勇気づけられて、次の人生に行こうと思うのでは。ちょっと怖いですよね。DVは夫婦の密室の話なので、どちらが正しいかもどちらがいいかもわからない。

この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
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