やっと桜の開花日が訪れ、東京では今、桜が満開です。
晴天の日、桜のアーチの下を通りながら、ふと空を見上げると、桜の花が咲き誇っています。こうしたときに周りを見ると、多くの人たちがスマホを向けて写真を撮っていることに気づきます。
今はLINEで、すぐに友人や家族に写真を送ることができます。きっと多くの人が、満開の桜の写真を誰かに送って、桜の美しさを共有していることでしょう。
こうしたきれいな風景、月や空や花の写真を撮ったときに、ご夫婦であれば、妻や夫に送ったことはありますか? または、送ってもらったことはありますか?
あなたがきれいなものを見たときに、大切な人にもこのきれいなものを見てほしい、見せてあげたいと思う気持ち…好きな人とこの気持ちを共有したいという思いは、きっと愛と呼んでいいでしょう。だとすれば、このきれいなものを撮った写真は、一つのラブレターとなるのです。
長年連れ添った夫婦であっても、ロマンチックな気持ちを忘れてはいけません。ロマンチックな気分を大切にすることで、夫婦関係を修復する糸口が見つかることもあります。
夫婦関係修復セミナーで「思い残していること」を質問することがあります。好きな人(夫や妻)としたかったことを聞き出していくと「観覧車に一緒に乗る」「夜桜の下を一緒に歩く」「花火大会をならんで見上げる」「ホタルを見に行く」「満天の星を寝転んで眺める」など、決して難しいことではないことばかりが上がります。こうした思い出があることで、特に妻は満たされるのです。
そんな妻の願いを夫が「いい歳をして」と思ってしまっては、妻との関係を修復することは難しくなってしまいます。
そうした夫は、きれいだなと感じた月でも空でも花でもかまいません、スマホで撮って、妻に送ってみてはいかがでしょうか? 言葉は添えなくてもかまいません。
満開の桜の写真など、花のきれいな春という季節はたくさんの被写体に溢れています。まずは、1枚の写真を撮って、送ってみてください。