ケンカになったときの謝り方

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夫婦ゲンカになったときの解決法として、謝り方のコツというものがあります。実際には、妻はたいてい口だけで謝り、夫は悪いと思っていても謝らないというのがよくある夫婦の姿です。
男女間のケンカの解決法を考えるときには、男女の特質の違いに着目する必要があります。そのキーワードとなるのが「プライド」です。女性は「ごめんなさい」と伝えると「謝っているんだから許すべき」と暗に男性に対して命令することで、プライドを保とうとするものです。男性は謝ること自体に抵抗があり、謝らないことでプライドを保とうとするのです。

たとえば、以前、夫の帰宅時間が遅いということが原因で夫婦がケンカをしたとします。そして、また、夫が遅く帰ってきたときに、遅く帰ったことを謝らない夫に対して「なぜ、謝らないの!」と妻は責め立てます。夫は「あれ以来早く帰ってきていたじゃないか!」の一点張りです。
両者の言い分は見事に噛み合いません。夫は早く帰っていることで、謝ったことになると思っています。一方、妻は夫から謝罪の言葉を聞かなければ、許せないのです。きっかけはちょっとしたことだったはずのケンカも、プライドのぶつかり合いになってしまうと、驚くほど長引いてしまうことがあります。二次災害が起こってしまうと、修復は遅れるばかりです。

では、「仲直りする」にはどうすればよいのでしょうか?
それは、ケンカの原因となったほう、悪いほうがなるべく早く謝ることです。それも、心から謝罪をすることが大切です。
ケンカしているときには、お互いが興奮状態にあります。直後もまだ興奮状態が続いているはずです。そんなときに、自分に非があるとわかっていても、謝るのは難しいかもしれません。そうしたときには、「一晩置いてから」というのも一案です。一晩経てば、余計な感情も落ち着いて、素直になれるのではないでしょうか。
そして、謝られたほうは、素直に謝った相手を許しましょう。

そのうえで冷静になった状態で、話し合いの場を設けましょう。問題になっている点はあやふやにせず、お互いが納得がいくところで合意できればとても良いでしょう。ケンカはある意味、二人のルールをつくるチャンスでもあるのです。
夫婦ゲンカについていえば、どちらかだけが一方的に100%悪いということはありません。そのことは覚えておいてください。

この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
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