パートナーからの忠告は神様からの言葉!?

パートナーから言われた言葉、特に耳の痛い言葉にはなかなか素直になれない方が多いようです。それは、ある意味「図星」だったからなのかもしれません。
身近にいる相手からの耳の痛い言葉はには、ついつい反抗的に反応してしまいがちです。感謝や労いの言葉であれば、素直に受け入れられるのに、忠告となれば話は違うようです。

そもそもパートナーからに限らず、誰かに忠告を受けたときには、ムッとしたり、カチンときたりするものです。「大きなお世話!」と感じたり、「この人は私のことをわかってない!」と反感をもってしまうのでしょう。でも、冷静になって考えてみると、感情的に反応してしまうのは、その言葉が「図星」だからなのではないでしょうか。

そして、大切なことは、こうした耳の痛い忠告は誰もがしてくれるわけではないということです。
これは、お客さんが店に対してクレームを入れるときの気持ちを考えてみるとわかります。もちろんタチの悪いクレーマーは別の問題ですが、クレーム(苦情)を行ってくるお客さんたちの中には、その店が気に入っていて「ここ」を改善してもらえたら、常連になってくれるという人がいるはずなのです。そうした心ある方たちの筋の通った忠告には、耳を傾ける価値はありますよね。

そうした耳の痛い忠告には感謝のきもちをもってもいいのではないでしょうか。もっとよくなってほしい、という思いがこの言葉の裏にあるのであれば、受け入れる必要がありますね。その耳の痛い忠告の裏にひそむ「メッセージ」をしっかり受け止めることが大切なのです。

パートナーから耳の痛い忠告を受けたときには、「はいはい」と適当にスルーしたり、「わかってるわよ!」と腹を立てたりせず、「メッセージ」を探って受け止めましょう。もしかしたら、耳の痛い忠告もされているうちが花かもしれません。何も言われなくなったら、夫婦関係は修復できないところまで悪化していて、手遅れになってしまいかねませんよ。

 

この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
タイトルとURLをコピーしました