夫婦がベストパートナーになるためには「6つの力」が必要だと考えます。
夫婦関係を修復したいと思っている方たちには、ぜひ習得していただきたい「6つの力」ついて解説します。
今回は、まず、「1~3の力」についてです。
最初は、相手=パートナーを認めて尊敬するための力「リスペクト力」です。よい夫婦というのは、お互いを尊敬し向き合っていることが大切です。ところが、実際にはパートナーを尊敬していないという夫婦は少なくありません。
夫婦がふだん生活しているなかで、当たり前だとして見過ごしてしまっていることに、リスペクトできる要素があるものです。
自分にはできないことが、パートナーはできるという視点で、もう一度、パートナーを見直してみましょう。
次は、自分自身を信じて動く「自信力」です。夫婦関係が拗れてしまっているときには、相手を信じることができるかどうか、という以前に自分自身のことを信じていない状態にあることが多いようです。
どうすれば自分を信じられるようになるかといえば、「すべきことをきちんとしている」ということと「努力している」という気持ちがともなえば、自信はついてくるものです。そして、自分に自信がもてるようになれば、相手に対しても「あなたなら大丈夫」と心から信じられるようになります。
自分を信じる力をもつことで、心に余裕ができ冷静になり、的確な対応ができるはずです。
3番目には、「マナー力」です。夫婦といえども、お互いの間にはマナー(礼儀)が必要です。
そして「マナー力」のなかでも、夫婦間で特に大切なのは、相手に恥をかかせない気遣いができることです。パートナーだからといって、相手のデリケートな部分に土足で踏み込むよう態度や行いはマナー違反です。
「マナー力」は生まれ持った力であるように思われますが、経験などから学び、身につけることもできます。もし、パートナーに「マナー力」が欠けていると思うのであれば、しっかり伝えてあげましょう。「マナー力」が欠けている人は、意外と無自覚である場合が多いのです。
もし、自分に「マナー力」が足りないと感じるのならば、「マナー力」のない人は幸せな夫婦関係はつくれないと認識して、自己改善に努めましょう。
いかがでしょうか。自分自身を振り返って、夫婦関係を円滑に進めるために大切な「力」を磨いていきましょう。
次回は「4~6の力」について解説していきます。