夫婦ともに「我が子がかわいい」という気持ちは同じでしょう。でも、妻と夫では子どもに対する感覚は少し違っているように思えます。
その理由のひとつとして、妻はと十月十日お腹の中で子どもを育てている間に母としての自覚も育ち、子どもが生まれてきたときには、立派な母となっています。
一方で、夫のほうが父親と自覚するには少し時間がかかってしまうのかもしれません。なかなか変化についていけず、戸惑ってしまう夫が多いようです。
そして、子どもが生まれた途端、妻は子どものことで手いっぱいになってしまいます。そのことは夫も十分に理解しているはずと、妻は考えています。「子どもと夫のどちらが大事?」などと比べたことはないという妻がほとんどでしょう。多くの妻が子どもに対する思いと、夫に対する思いは別物と思っているものです。
ところが、夫はというと、頭では理解していても実際には寂しさを感じている方が意外に多いのです。
夫婦関係について相談にみえる子育て世代の夫たちの多くが、「妻は子どもが優先で、自分は二の次で、ないがしろにされている気がする」と口にされます。こうした夫に対して、私と同様に「子どもっぽい」と感じる妻は多いでしょう。でも、放置しておいてはいけません。「寂しさ」は心を歪めてしまい、夫をギャンブルや浮気に走らせてしまうリスクがあるのです。
こうしたリスクを避けるためには、妻は面倒がらずに「子どもよりあなたが大事」というメッセージを送るようにしましょう。
忙しさにかまけることなく、手間を惜しまずにメッセージを送りましょう。こうしたひと手間が夫婦関係の安定につながります。
妻の中には、スマホの待ち受け画面を子どもたちの写真にしている方をよく見ます。こうした待ち受け画面を見た夫がどのように感じるのかを考えてほしいのです。ベストパートナーになるためには、想像力を働かせて、夫の思いに配慮して暮らすことが大切なのです。

