夫婦は長い間、ともに暮らし、一緒に生活を続けていても、お互いのことをよくわかっておらず、お互いに知らない面が多くあります。
わかっていたとしても、それについて自分がどのように受け止めていて、どう感じているかの「伝え方」に問題があるケースは少なくありません。
たとえば、夫が妻に対して不満をもっているとしても、うまく「言語化」ができず、妻に伝えることができないので、夫婦で話し合って解決を目指すことができていないのです。そうなると、夫は怒りを自分の中に溜め込んでしまうことになり、それが時に「モラハラ」というかたちで妻に向けられることになります。
妻はこうした夫の「モラハラ」を受けても、夫が自分に対して不満をもっていることが原因であるとはわからず、夫からの「モラハラ」に悩むばかりになってしまいます。
私はこうしたご夫婦の相談を受けると、まず夫婦のコミュニケーション、伝え方の改善にアドバイスをするようにしています。
妻(女性)に多いのがやや回りくどく、要点がわかりにくい話し方やLINEやメールの書き方にアドバイスをすることが多くあります。夫(男性)はこうした話し方や文章が苦手で、イライラを感じがちです。
実はLINEは夫婦関係の改善にはとても便利で役立つツールです。
ただ、書き方に気をつけないと、トラブルの原因にもなってしまうものでもあります。ですから、夫婦関係を修復したいという相談を受けたときに、LINEの書き方の指導をすることがあります。
そうしたLINEの添削をしているなかで、よく出会うのが「カチンとくる書き方」です。送った側は気づいていないのでしょうが、受け取った方が不快に思うだろうメッセージに遭遇することがしばしばあります。
女性は自分の感情を伝えたいと思いがちで、お願いメッセージやお礼メッセージが目的なのに、ついつい「嫌味な書き方」になってしまうケースが多いようです。
私の経験では、「相手にとって心地のよい伝え方」をするようしていれば、こじれていた夫婦関係が少しずつでも改善していくものです。
「可愛げのあるLINE」をコツコツと心がけていけば、夫婦関係も修復していくと信じて、取り組んでみてほしいと思います。

