夫婦はしょせん他人なのだと考えてみましょう⁉

家庭はくつろげる場所であるのが理想的です。
でも、夫婦関係で悩んでいる妻(夫)の多くが、「家庭=くつろげる場所」ではないから悩んでいるのです。家庭にいても、夫婦が互いにいがみ合ったり、互いがいないかのような冷たい態度をとったりと、居心地の悪い場所でしかなく、とても「くつろげる場所」になってはいないのです。

では、「家庭=くつろげる場所」にするためには、どうすればよいのでしょうか?
自分からは何もせず、自然に理想に近づくことはなく、こじれてしまった夫婦関係が、ある日突然、修復するなどということはありえません。

こうした現状を理解したうえで、私がアドバイスしたいのは、「夫婦だからこそ、あるときは他人と思ってつき合う」ということです。
この場合、大切なのは「あるとき」というところです。あるときは夫婦としての連帯感を大事にし、あるときは他人だと意識して接するということなのです。
こうしたことを繰り返しながら、その夫婦ならではの「距離感」を見つけていくことを提案したいのです。「他人だと思ってあきらめましょう」という意味では決してありません。

なぜ、他人であれば腹が立たないことであっても、夫婦にかぎっては腹が立つのかといえば、夫婦の間には「義務」や「責任」という概念があるからではないでしょうか。
夫婦だから、「義務」や「責任」を果たすのが当たり前と考えてしまっているからなのでしょう。
「義務」や「責任」を果たすことは、信頼関係を構築するためには必要なことです。だからこそ「義務」や「責任」を果たすことをパートナーに求めて、責める材料にしてしまいがちになります。

夫婦関係では、「義務」や「責任」から解放されて、それぞれに精神的な自立を確立するところからやり直してみることが大切です。
夫婦は自立している同士でなければ、安定した結婚生活は成り立たないということを再確認することが重要です。

この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
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