岡野あつこTV出演 – 「Abema News」

12/23 Abema News







Abema News「離婚約って何?」



・離婚約はまだ珍しい。

離婚約っていうのはお互い嫌なんだけれど生活をしていくっていうところだから、まず本当は別れたいんだけれど、子どもの為とか経済の為とかでお互い契約してなんとか生活を続けていくという打開策なので、そういう意味では新しいやり方なんだけれど。



今までは離婚する時に結構もめてたんです、ドロドロと。我慢が爆発してもう出て行く離婚だ、って言って、調停だ裁判だっていってもめた夫婦が多い中で、この離婚約はもめない離婚の前例になるような新しい形なので、結構今、若い夫婦とかには増えてます。熟年はまだまだ難しいみたいです。



・メリットは?

私の所でも男性がモラハラだとかそういう原因で離婚を突き付けられて突き付けられて初めてわかる、あ俺ってモラハラしてたんだみたいな。ごめんなさいっ言ってももう女性のほうは怒り狂っちゃってもう絶対戻らないってなっちゃうケースが多いんですけれどもそうではなくてこの離婚約だとチャンスがある。自分が改善するチャンスがあるし夫婦改善の可能性もあるってことで結構メリットはある。



・女性から切り出すことが多い。

浮気は全くしてませんてお話してましたけど、浮気の場合は絶対出て行っちゃいますから。

これは全く2人の価値観が合わない、まだなんとか我慢ができるっていう状態です。



今、コロナの後もそうなんですが夫婦の形が多様化しているなかのひとつの選択。いろんな形が増えているので、そういう意味でこの離婚約というのは、結婚の形態がいろいろあるじゃないですか、だけど離婚約は壊れかけている夫婦の唯一の打開策。



・親権

デメリットのところで、手懐けられて逆にどっちかになっちゃうってこともあるんですけど、逆に共同親権を鑑みて、このやり方というのはお互いが仲良く離婚することで話し合っているイメージなのでもめることは少ないイメージ。まだ前例がそんなにないからみなさんまだ始まったばかりなので。前例ができてくると、もめない離婚というところに到達できる気がするんです。



離婚約をして、離婚する人はしちゃうんですよ、ぽーんとしちゃうんですけどこの離婚約があることによってまだ改善の余地が充分にある、子どもがお父さんお母さんと触れ合うことで、自分たちも夫婦続けていっていいんじゃないかなって思う人も大勢いると思うんです。だからなにもかも離婚じゃないんです。逆に離婚の約束をしたことによって、いろんなことを、夫婦生活を思い出したりできるので、逆にこれは夫婦改善の方向にいけるような、リーサルウェポン的なね。


この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
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