褒め言葉の達人になろう!

「褒められて嫌な気持ちになる人はいない」ということは、夫婦間でも同じです。自分を褒めてくれる人を誰でも好きになるものです。そうならば、パートナーを褒めることで、夫婦関係はよくなるはずです。
誰かに褒められると、よい気分になりますよね。承認欲求を満たされるからなのか、相手に対して良い印象がもて、居心地がよくなるようです。

ところが、夫婦間でパートナーを褒めることが苦手という方は少なくありません。友人同士であれば、難なく使えている「褒め言葉」が夫婦間では「気恥ずかしい」や「今さら」という思いが邪魔をして、なかなか使えないというのです。ただ、潤滑油としても有効なコミュニケーションツールなので、ぜひ、夫婦間でも「褒め言葉」を使ってほしいのです。

褒め言葉には「さ・し・す・せ・そ」というものがあります。これは、トップ営業マンと呼ばれる方たちも使っているものなので、効果は折り紙付きと言っていいでしょう。具体的に紹介すると、
さ:さすが! 最高!
し:知らなかった!
す:すごい! ステキ! 素晴らしい!
せ:センスがいい!
そ:そうなんだ~! 尊敬する

こうした言葉を覚えておいてください。
これらの言葉は若い女性たちが「モテのテクニック」として、知人や友人との距離を縮めるためにも使っています。パートナーとの空間を居心地のよいものにする効果もあるということなので、使ってみる価値はありそうです。

ただ、使い方には注意が必要です。特に注意すべきは「頻繁に使いすぎないように」ということです。使いすぎが相手を不快にすることもあります。そして、これらの言葉を使うときには、笑顔でいること、具体的に褒めることで、相乗効果が期待できます。

「難しい」と感じた方は、素直に思ったことを伝えましょう。無理に心にもない言葉を口にする必要はありません。「ありがとう」や「うれしい」、「楽しい」も褒め言葉なのです。まずは作ってもらった料理を「おいしい!」と伝えることから始めませんか。

この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
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