ベストパートナーになるための6つの力 ~その2~

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夫婦がベストパートナーになるためには「6つの力」が必要だと考えます。
 夫婦関係を円滑にしたい、関係を修復したいと思っている方たちには、ぜひ習得していただきたい「6つの力」ついて解説します。

 前回は「1~3の力」についてでしたので、今回は「4~6の力}について、お話します。

 4つ目は「共感力」。相手の立場に立ってお互いを思いやることです。 
 特に女性(妻)が男性(夫)に求めているのがこの力です。結論を急ぐ男性と寄り添ってほしい女性がすれ違い、理解し合えないのはよくある話ですが、夫婦はわかり合えないとあきらめてしまうのではなく、男と女は理解し合うなが難しいという前提で話すことが大切なのです。
 そのためにもお互いに相手の気持ちを推し量って合わせる「共感力」が必要です。

 そして5つ目は「聴く力」です。相手の話にしっかり耳を傾けることです。
「聴く力」を養うためには、相手の目を見て、相槌をうちながら、といった姿勢も大事ですが、一番大切なのは、心を開くことです。相手が何を話そうとしているのかを感じ取ることが大事なのです。そのうえで自分は「あなたの話を聞いています」ということをしっかりとアピールしましょう。 

 最後に「話す力」です。相手にわかりやすく自分の言いたいことを伝えることです。
 わかりやすく伝えるためには、話す内容によって切り出し方に工夫したり、話すタイミングを考える、といったマナーが話す側には必要になります。
 しかし、話し上手になる必要はありません。相手があなたの話を聞こうという意欲をもってもらえるよう、モチベーションを保ってもらえるようにはなすことです。っそためには、まず話の目的をはっきりさせましょう。何を伝えたいのかが、自身でハッキリわかっていなければ、相手の心には届きません。

 前回、今回を含めて、ベストパートナーななるための「6つの力」について分析しましたが、いかがでしょうか。ご自身を振り返って、夫婦関係を円滑に進めるための大切な「力」は身についていましたでしょうか。もし、足りないと思われたなら、ぜひ、この機会に身につけましょう。

この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
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