常に離婚理由の一位にあがっているのが性格の不一致です。
実に全離婚者の中で男性では60%以上、女性の40%以上の人が、
離婚理由にあげるそうです。
ただしこの理由は、いろいろな意味をふくみ解釈の幅が広いので、
便利に使われています。
本当の離婚理由を明かしたくない人もいるものです。
「性格の不一致」には責任がありません。お互いに悪いわけでは
ないのです。
ですから、よく話し合ったり距離を置いたりすることで、
修復の可能性は残されています。
しかし、どうしてもウマが合わないということになりますと、
それはある意味耐え難い精神的な苦痛となり、浮気をしたり
ギャンブルに走ったり、と結局べつの直接的な原因に走ってしまう
ことになりかねません。
ただ性格の不一致という理由は自分がそう感じていても、
なかなか相手には受け入れられないことがあるかもしれません。
何がなんだか分からないけれど急に離婚を切り出されたという話は、
最近の熟年離婚にも多いそうです。
その場合、相手が離婚に合意しないこともあるので、
調停や裁判まで持ち越されることも覚悟しなければいけません。