岡野あつこTV出演 – 5/21「土曜ニュースまるわかり」

土曜ニュースまるわかり

日時:5月21日(土)

番組名:土曜ニュースまるわかり

放映時間…11時00分~11時54分

番組HP:http://www.bs-tbs.co.jp/maruwakari/

5/21土曜ニュースまるわかり

5/21土曜ニュースまるわかり




夫婦の新しい形「ハッピー別居」

結婚していても夫婦が別々に暮らし、好きな事をして生きて行こうという前向きな生活スタイルのこと。夫婦と言えど意見や考え方が違うので、離婚ということではなく、ハッピー別居でお互いストレスを感じず生きて行こうという考え方で、開放感のある結婚生活ともいえる。

夫婦が一緒に住むのは社会通念のようなものなので自分たちで新しい居心地のいい関係を作り出していくということ。離婚を回避するための別居。

子どもが小さかったり大変な状況ではなくなって夫婦2人だけで子供も巣立って、という時期にやるといいですね。自立は難しくて、夫は妻に支えられてきたし家事も大変。女性が経済力を持つのもまた大変。自立と経済力は付いて回る。

周りは夫婦間の危機ではないか?と思うので精神的にも強く、私たちは私たちのやり方でやるという気持ちがないと難しい。信念貫き通す。自分がハッピーと思うことがとても大切。

年金プラスアルファの収入があれば大丈夫。そのために働きに出たり、ハッピー別居は自分を押し上げる力になる。お互いの良さをわかるために、自立関係を育成するためにやるもの。嫌いではない。夫も勤めているうちから老後はなにをしたいなど、しっかりしたものを持っていることが大事。ハッピー別居は準備が大事。

夫が定年退職したあたりから、ハッピー別居をしたいと考える人が増えてきます。夫の退職金の半分は分のものだと思っている奥さんが多いので、その退職金を使って自分も自由にしたいという考えの方が増えています。熟年離婚が増えてきているので夫の方も将来的なリスクを感じて、ハッピー別居もありかと感じる人が徐々に増えてきています。定年して退職して家にいて奥さんに昼食を作ってもらうなんて甘い考えはやめたほうがいい。もっと働くとか、夫婦がどうやっていかに幸せに暮らしていくかを考えていかないと、ハッピーじゃない普通の別居になってしまいます。

永遠に別居するわけではなくて、戻って来て良さに気がつけばそれでいいし行ったり来たりはありだと思います。誰しもが出来るわけではないし、したいと思っても出来ない人もいます。ひとつ踏み出してみると、違うことが分かって来るので、少し夫と距離を置く、適正な距離感が夫婦をうまくいかせることにつながる。

今が気持よくなかったら、気持ちよくなるために何か改善することが熟年には大事。行動してみることによって気持ちが分かる。長く夫婦生活を送っていると夫婦関係を改革出来ない。新しいやり方で流れを変える、風を取り入れる感じでやってもらったらいい。長くいると「情」が築かれてくるから、夫婦よりも家族になり、そして最後にまた夫婦になる、という段階を追ってまた良さをわかりあうのは大事。

熟年離婚を回避するために、「おりん作戦」夫は死んだ、夫はもうこの世にいないと思うことですべてが許せるらしい。嫌な事があっても、もう夫はいないんだから、と「おりん」をチーンと鳴らすと可笑しくなっちゃって。夫を形で葬ることで、やさしくなれる。戒名まで付けちゃって(夫には内緒です)実際に相談者がやっているそうです。


この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
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