羽鳥慎一モーニングショー

熟年離婚 過去最高 (生出演)

熟年世代っていうのは今までは夫婦は一生添い遂げるものっていう
そういう考えがあったんですけれども今の時代は我慢することはない。

人生長生きだからもっと後悔しない人生をっていう人が増えてきているってことで
数字は増えてきていると思います。

一緒にいることでストレスが溜まったり子育てが終わったりすると自立したい、自由に
なりたいっていう女性も多いですし定年退職して今仕事もなかなかないですし、コロナ禍で家にいると家にいることで息が詰まったりして熟年離婚につながっている傾向が多いと思います。

今が幸せじゃないと思う人はさらに幸せになりたいって人が多くて今長生きの時代です
から子育てが終わって自分がやっと義務を果たしたってところで次なる人生って行く人も多
いですし夫の嫌なところが見えた時にこんな我慢する人生は嫌だなって思う人も増えてきている
んです。

経済的にちゃんと貯金をしてきたとかもありますし精神的にも子どもを育てたっていう
自負が、やってきたっていう自負がある人は自分の幸せっていうところにもっとという人が増え
てきたんです。
昔は我慢の人生だったんですけど今は長生きの時代ですからもうひとつステップアップって人が増えてきています。

今は男性のほうから離婚を言い出すケースも増えてきました。
こんなに頑張って働いているのにわかってもらえないっていうところの男性も近頃は増
えてきました。
でもほとんどが女性の、やはりずっとメッセージ、シグナルを発信してたのにちっとも
気づいてくれない
我慢が積み重なってもうプチンと切れちゃう。ホントにちょっとしたことなんです最後
のきっかけは。
熟年だからこそ長い期間に積もり積もっているほんとにたいしたことじゃないこんなこ
とでって思うことでそれぞれが決心してしまうのが熟年離婚なんです。

女性は過去を気にして過去を忘れない人が多くて準備を早くからしてる人も結構多い。
経済的な問題が付きまとうので、何年か前は経済的な準備ができない離婚したら大変な
ことになるっていうところの我慢もあるんでなかなか言い出せないっていうのが正直なとこだと思
います。

「お昼ごはん問題」
お昼ごはんのことでって思うんですけど主婦からしてみると今まで朝と晩だけ作ってい
ればよかったものが毎日お昼のために家にいなきゃいけないとかその負担とストレスはすごいものなんですね。
例えばお弁当かなんかを作って置いておくって手もあるんですけど子どものためのお弁
当作りはできても夫のためのお弁当作りってなかなかできない。 夫が大人しく食べてくれればいいけどもそこがまたうるさいことを言うとかいろんな重なり合った不満が出てくるっていうのがこれなんです。

今まで亭主元気で留守がいいと自由に昼間だけが自分の自由時間と思っていた奥様たち
がご主人が定年退職、コロナ禍で家にいることでものすごくストレスっていうのが原因なんです。
男の人にしてみたら妻と一緒にいたいとか、ずうっと仕事ばかりやってきたから定年後の生活に慣れてないとかがある。女性のほうはほんとに嫌だと思います。

(パネル)「家庭内管理職」に関する相談もきている。管理職だった人は退職してもす
ぐには変われない。
妻の行動を管理するとか部下へのパワハラまがいのことが妻へ向いてしまうという相談
も。

抜け出せないからこそ定年後に妻に当たってしまう。 妻は他人でなくて身内だからも
っと甘えてエスカレートしてしまうってことが多いんです。妻を部下と思って上下関係を作ってし
まうので妻のほうの不満はここでもまた多くなってしまう。そしてまた夫が定年退職して妻がまだ働いているという場合もあるんです。
こういう時には妻が帰ってきてなにもやってないってことで今までよりもより一層妻の不満が増大してしまうってこともありますし家庭内管理職を引きずっている夫たちは妻の不満もあおっていることになります。割り切ったほうがもめることがない。

妻はそれまで朝と晩だけ言うことを聞いておけばよかった。今の40代以下の人たちは両親のそういうところを見てるから割と女性に協力的なんです。熟年の世代は両親の封建制度みたいのを見てる
のでこういう人が多い。全員て一概には言えないんですが多い。
 
夫は一生懸命気遣ってるつもりなんですけど妻にするとこんだけ長い間いてあなたは私
の気持ちがわからないのってところで怒りが倍増してしまいます。言葉を荒げるとかそういう態度がモラハラになってしまうんです。
男性の謝るっていうのが原因がわからずただ謝っている人が多いんでそこも女性の怒りの沸点になる。何が悪くて謝っているのかわかってなくてただ謝ればいいと思っているのが許せない。

(パネル)夫自身にも本人が気が付かない原因がある。
「気に入らないことがあれば直す」「ゴミ出ししてこようか」は『地雷ワード』
妻に聞かずに自分で考えて行動してほしいと思っている。

つまらないってことを凌ぐメリットがあったわけですよ最初の結婚の時には。経済的に豊かになれるとか。それが定年退職になって年金になっちゃうと経済的なメリットがなくなるんでつまらな
いが上昇してくる。

(パネル)テレワークや自粛生活により、若年層でも定年退職後と同じ環境が生まれ「
熟年離婚の前倒し」状態になっている。
熟年夫婦であれば経済的に踏みとどまる所も若い世代は「こんな生活なら別れるお金の
問題じゃない」と離婚に踏み切る印象。

家も狭いですし四六時中一緒にいると若い世代も熟年離婚の前倒しになって定年退職と
同じような状況がおこります。
男性は小言を言うほど女性に対して今までは仕事で外に行っていたから知らなかったけ
ど家でこんなことやってなかったのかという不満だったりとか、女性が家でやっていることに対して今まで気が付かなかったことを知って
怒ってるって男性もあってそれがぶつかり合って離婚相談が増えている。実際の離婚が増えているってことはまだなんですけど、離婚てすぐできないから2~3年かかるんで今はもめてってところだと思います。

有言実行しかない。過去の反省をしっかりして黙って一所懸命妻が喜ぶことをする。
それをやり通せば包容力のある妻に変わると思う。有言実行

男性から熟年離婚を言い出すのは3割くらい。昔は皆無だった。
離婚後は意地でも幸せになってやると思う人が多いので半分以上は。7割と言いたい。
平成令和の人と付き合わせて時代は変わったねーってもう昭和じゃなくなったんだねーって
時代が変わったってことを理解してすり込めば。
熟年再婚は実は増えていて結婚の件数の中で再婚の割合は3分の一と言われてる 熟年
再婚はそれほどでもないがもう一度幸せをっていう人は特に女性に多いです。
今の時代は我慢は流行らないのでなにか夫のメリットを見つけ出していいところを一個
でも二個でも引っ張り出してそこで納得するしかない。辛さといいところ、交換する。年金が入るとか家計を私に任せて自由になるとか。
この思いでずっといることのほうがお気の毒です。

専業主婦だった人が夫の厚生年金の結婚した間の半分がもらえる。それを知らない人が多くて。
協議離婚で離婚しちゃうと結局年金貰わず離婚してしまうってことがありがちなんで弁護士さんとかとちゃんと相談したうえで離婚に持ち込まないと損をしてしまうってことがあります

この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
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