ドメスティックバイオレンス

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暴力

家庭内暴力のことをドメスティック・バイオレンス
(domestic violence, DV)といいます。
自分の内面の問題を暴力として身近な人に当たってしまうことが、
とても多くあります。

本来の意味は同居関係にある妻や夫、または家族、内縁関係の夫婦などが
受ける暴力、虐待の全般のことですが、恋愛関係にあるカップル間にも
暴力で支配しようとする関係があります。

◎身体的虐待
殴る・蹴る・物品をぶつける・火傷などの外傷を負わせる、などといった一方的な暴力行為のこと。

◎精神的虐待
怒鳴りつける・ののしる・無視するなど、精神的にストレスを与える行為を繰り返して行うこと。

◎性的虐待
性行為を強要すること、また一方的に行うこと。同意を得ない行為は、近親間強姦ともいえる。

◎経済的暴力
経済的に不安定にさせること。仕事を制限したり、生活費を入れないなどの行為がある。

◎社会的隔離
近親者を、実家や友人から隔離する。電話や手紙を点検し、妨害すること。

異性関係

不倫や浮気といった事実のこと。くだけた表現で浮気といいますが、
内容は同じことで、結婚しているカップルのどちらかが、
別の人と恋愛関係になること、また恋愛感情がなくとも性的関係をもった
場合にも不倫をいわれます。

法律上、不倫は「不貞行為」(貞操義務の不履行)といわれます。
裁判になったときの、調査で離婚理由とするには、反復的に不貞行為を
行っているかどうかがポイントとなります。

男女間の密会が性的交渉を伴わない場合は「不貞行為」には
ならないのですが、そういう関係の場合、心の状態では
より密接なこともあり、夫婦関係の修復には難しい問題となるでしょう。

この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
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