離婚後の再婚時期

残念ながら婚姻関係を解消しました。
しかし人生そうすてたものでもないのですよ。
離婚はひとつの挫折ではありましたが、人生そのものの失敗だった
わけではありません。

新しい生活を始めて、新しい人間関係を築いたあなたに、
また出会いのチャンスが訪れるでしょう。
(あるいは、新しい出会いが離婚の原因となってしまったカップルもあるかもしれませんね。)

人の心なんて努力なしに同じ優しさや愛しさを保っているのは難しいこと。
それだけに結婚するには覚悟が必要なのです。

また誰かと生活を共にしようという覚悟が出来たとき、
離婚で培った経験を糧に、穏やかで居心地のよい家庭をつくりましょう。
では、さっそく入籍届を出しましょう!・・・といいたいのですが、
そういうわけにもいかないのが法律の壁です。

男性は離婚後すぐに再婚することができます。
しかし、女性は離婚後6ヵ月を経過しなければ再婚することができません。
不公平ですね。

再婚禁止の期間を設けているのは、前の夫の子供か再婚した
新しい夫の子供かなのかをはっきりさせるためです。
女性の体の構造を気遣っての法律なわけです。

もちろん、結婚=子供ではないカップルもたくさんおりますので
例外はあります。しかし、こと結婚・離婚にかんしては、
特別な事情がない限り感情的に急ぐものではないことを、
前の結婚生活で学ばれたことでしょう。

自分の一生にたいして、ほんとうによい選択になるのかどうかを
充分考えるのに6ヶ月は短いくらいではないでしょうか。

ただし女性でも6ヵ月以内に再婚することもあります。
再婚できる特別なケースの例です。

☆前夫と再婚する場合

☆夫の生死が3年以上不明であることを理由とする裁判判決を得た後に再婚する場合

☆離婚後、優生手術を受け、妊娠不能という医師の証明書を添えて提出する場合

☆妊娠できない年齢に達していた場合

☆離婚が成立する前から妊娠し、出産後に再婚する場合

☆失踪宣告による離婚後の再

この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
タイトルとURLをコピーしました