結婚ってなんでしたっけ?

「結婚」とは愛する2人が夫婦になり、社会的にも経済的にも認められて、
2人で生きていくことです。そこには愛情と性的関係があります。
また実生活を共にすることがほとんどです。まれに離れて暮らしながらも
結婚生活を成り立たせている上手なカップルもありますが・・・

そして夫婦とは、基本的には男女の2人なのですが、中には男と男、
女と女など同性同士で結婚するカップルもあります。

また、昔の宮廷にはよくありましたが、現在では近親者の結婚はタブーと
されています。しかし禁断の愛などといって、実際にはそこに異性としての
愛情や性的関係がうまれてしまう場合もあるのでしょうね。

「婚姻」とは、結婚を法で認めた関係のことです。

オランダやベルギー、カナダやアメリカの一部の州(州ごとに法律が違う)
では、法律上で同性の婚姻が認められています。日本では同性婚は
認められていません。

入籍というのは婚姻届を出すことで、通常結婚する2人は
婚姻関係を結ぶことで、その生活を法律で守られることになります。

法律で守られていない関係には、実際の生活の中で税金の問題、
戸籍の問題など不都合が出てくることがあります。

以上の意味合いで、まずは「結婚する」ことと
「婚姻関係を結ぶ」ことには違いがあることが理解してください。
簡単に言ってしまうと、結婚することは2人のココロが結ばれている状態で、
婚姻することは、法律上のシステムを利用することだといえるでしょう。

また法律で縛られてしまう「婚姻」関係には、政略結婚や偽装結婚など
といった、婚姻制度を悪用するような響きのものもあります。
最近のドラマのテーマになっている「閨閥(けいばつ)」というのも、
政略結婚のことで、婚姻関係のドロドロが詰まっています。

ドラマとしては見ごたえがあるものの、実生活では・・・本当にあるらしいですよ。

この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
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