離婚の話し合い

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離婚を決めて相手と話し合いの席につくことができたら、
出来るだけ言いたいことをいいつつ円満に今後の手続きについて
話し合いたいところです。話し合いたい項目を次の4点に
分類しておき冷静に解決していきましょう。

1)離婚するか、修復するように努力するか。
2)子供に関すること
3)お金に関すること
4)その他の気にかかること

まず一番大事な双方の意思の部分です。冷却期間をおいて、
また改めて話し合いの席を設けることを約束するのもひとつの方法です。
双方とも離婚したい意思があっても、次に話し合う子供のこと、
お金のことでなかなか合意にたどりつけない場合も多いです。

まずは「離婚」という意思を固めないと、話の筋がぶれてきます。

子供がいない場合は問題ありませんが、子供がいる場合、複数いる場合、
その年齢や性格によって考えなければいけないことはたくさんあり
難関です。DVなどでない限り、子供の幸せを願うのは双方の共通の
思いでしょう。

まだ離婚を理解できない幼い子供であったとしても
将来必ず問題になってきます。話し合いの内容を証拠として
残しておくことがとても大切になってきます。

裁判をしないで和解する場合

どんな離婚理由で、お互いによる話し合いが済まなかったとしても、
裁判だけは避けたいという思いもあります。

裁判をしないで和解するには、高額な慰謝料を支払うことで
解決できる場合があります。不倫など事実をあらわにすることで
精神的苦痛が大きくなる場合や、時間がかかることが負担に
なってしまう場合、に慰謝料で解決してしまうこともあります。

しかし逆に金額ではなく、事実を暴くことで納得できることも
ありますので、負い目があるということはたいへん
不利な状況になります。

この記事は私が監修しています | 夫婦問題研究家 岡野あつこ
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