離婚を決意するとまずその意思を相手に告げなければいけません。
相手の同意なく離婚届をだすことはできません。受理されたとしても
無効の訴えをだすことができます。
しかし、あなたにも相手にもこれから先の人生があるのですから、
出来るだけ納得できる解決方法を探したいものです。
まずは話し合いの場合をもつことがとても大事なのです。
日常的に喧嘩が続き、お互いに離婚を口走ってしまっている場合は、
ほぼ同意の上だと考えていいでしょうが、その場合にしても
具体的に実行に移すことを伝えなければいけません。
離婚を言い出したものの、修復を願いタイミングを見計らっている
可能性も否定してはいけないでしょう。
離婚の原因とはいろいろあり、鬱々と心の中でたまっているものが
爆発するケースも非常に多くあります。そんな場合、相手にとっては
寝耳に水ということも考えられます。
離婚には同意が必要なのですから、話し合いの場を持てないことには
前進しません。離婚後の生活設計も含め、円満解決できるのが理想です。
スムーズに進めるためには計算が必要です。
・直接会って、口頭で伝える
・電話など、顔の見えない状態ではあるが口頭で伝える
・メールや手紙で伝える
・第三者を介入する
人間関係のマナーとして、自分の結婚生活の終わりなのですから
自身で解決することが最低限のルールです。
しかし、原因がDVである場合など、離婚を切り出すことによって、
身に危険が及ぶケースもあります。
まずは文章などで伝え、改めて第三者を伴って話し合いの場を持つ
など適切な方法を考えなければいけません。
またDVなどの危険が及ぶ可能性もなく、心の問題だけで
あったとしても、切り出し様によっては、相手がどのように
豹変するかわかりません。
自分の本当の気持ちを伝えられるように、誠意をもった態度が必要でしょう。