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001離婚を考えているあなたへ アーカイブ

2007年01月26日

結婚ってなんでしたっけ?

離婚アドバイザー

「結婚」とは愛する2人が夫婦になり、社会的にも経済的にも認められて、
2人で生きていくことです。そこには愛情と性的関係があります。
また実生活を共にすることがほとんどです。まれに離れて暮らしながらも
結婚生活を成り立たせている上手なカップルもありますが・・・

そして夫婦とは、基本的には男女の2人なのですが、中には男と男、
女と女など同性同士で結婚するカップルもあります。

また、昔の宮廷にはよくありましたが、現在では近親者の結婚はタブーと
されています。しかし禁断の愛などといって、実際にはそこに異性としての
愛情や性的関係がうまれてしまう場合もあるのでしょうね。

「婚姻」とは、結婚を法で認めた関係のことです。

オランダやベルギー、カナダやアメリカの一部の州(州ごとに法律が違う)
では、法律上で同性の婚姻が認められています。日本では同性婚は
認められていません。

入籍というのは婚姻届を出すことで、通常結婚する2人は
婚姻関係を結ぶことで、その生活を法律で守られることになります。

法律で守られていない関係には、実際の生活の中で税金の問題、
戸籍の問題など不都合が出てくることがあります。

以上の意味合いで、まずは「結婚する」ことと
「婚姻関係を結ぶ」ことには違いがあることが理解してください。
簡単に言ってしまうと、結婚することは2人のココロが結ばれている状態で、
婚姻することは、法律上のシステムを利用することだといえるでしょう。

また法律で縛られてしまう「婚姻」関係には、政略結婚や偽装結婚など
といった、婚姻制度を悪用するような響きのものもあります。
最近のドラマのテーマになっている「閨閥(けいばつ)」というのも、
政略結婚のことで、婚姻関係のドロドロが詰まっています。

ドラマとしては見ごたえがあるものの、実生活では・・・本当にあるらしいですよ。

結婚の理想と現実

離婚アドバイザー

ここでは分かりやすいように、一般的な理解として、
「婚姻関係」を結んだ夫婦のことを「結婚している」といいましょう。

結婚した理由がなんであれ、閨閥などという特別難しい関係でなければ、
そこにはふつうに豊かなた愛情があふれていたでしょう。
小さな家と、明るい家族なんて、ささやかな夢があったでしょう。

そんな希望に満ち溢れた2人からいつの間にか笑顔が消えて
しまったのです。いつから二人の関係がおかしくなってしまったのでしょう
どうして理想通りにうまくいかなかったのでしょう。

実際の生活は甘いことばかりではありません。
食べるためには働かねばならず、苦しいことも悲しいこともあります。
苦しさも悲しみもすべて分かち合う2人のはずが、なぜかパートナーのことが
重荷になってきました。

結婚生活に対するささやかなるはずだった夢・希望と現実の生活との間に
ギャップが出てきてしまったのです。

それはあなたの計算ミスでしたか?夢が大きすぎましたか?

いいえ、今、離婚を真剣に考え始め、悩みの淵に立っているあなたは、
まず自分を責めることをやめましょう。
真実と冷静さを失ってしまうからです。

ほとんどのギャップは、ほんの些細なすれ違いが始まりではないでしょうか。
ささやかなすれ違いが積み重なると、お互いを疑心暗鬼にさせたり、
裏切ったり、決定的な事件となって表に出てきます。

そもそも自分以外のだれかと一緒に生活するということは、
計算したり、妥協したり、譲り合ったりしなくてはなりません。
そういう我慢の積み重ねが実生活というものなのです。

しかし幸せの数と努力の数を比べてみたときに、
なんだか虚しくなってしまうのが人の心なのでしょう。
幸せの数を見つけて増やして、理想とのギャップをどのようにして
埋めていくのかが、結婚生活を上手になりたたせるポイントなのでしょうね


もしも、まだ決定的な事件は表面化しておらず、曖昧な感じで
離婚が頭の中をよぎるという人は、もう少し詳しく現実を見つめなおして
みませんか?

思いつくことを書いてみるのもよし、何か突っ込んだ会話をしてみるのもよし、パートナーとの許せるギャップを見つけ出すことで、持ちこたえられるケースもあるでしょう。それでも駄目だったら、逃げだすことも、清算することも悪いことではないのです。

離婚という方法を真剣に考えて見ましょう。

離婚とはどういうことでしょう

離婚アドバイザー

さて「離婚」ということをできるだけ、正確に表現できるように、
辞書で調べてみましょう。


《離婚(りこん)とは、生存中の夫婦が、有効に成立した婚姻関係を、
婚姻後に生じた事情を理由として、将来に向かって解消することをいう。》


簡単に言い直しますと、法的に結婚している夫婦がその関係を
解消することです。ですから法的には認められていない内縁関係の夫婦が
分かれたとしても離婚とはいいません。

夫婦別姓がなかなか法制度にまで結びつかず、自立も求める女性の中には、
入籍しない事実婚を選ぶ人も多いといいます。そういった場合、
生活を別にすることがあっても「離婚」とは言わないのです。

また婚姻関係の成立に疑いがあるときは、
婚姻の無効・取消しとなりこれも離婚とは違います。


離婚に向かって


修復に向かって努力はしてみたものの、
やっぱり離婚の道を選んだとします。でも後悔はないですよね。
心がモヤモヤしている状態は決して健康であるとはいえません。
別れて傷ついたとしても、かならず傷は癒されるときがきます。

結局、自分の人生は、自分で決めて生きるしかないのだということを、
このタイミングで学んでいることでしょう。離婚するということもまた、
新しい生活への一歩を踏む出すことです。

過去を消したい、やり直したいと思って決別する婚姻関係ですが、
ほんとうにあなたの心から消え去るわけではありません。

そしてこれから離婚についてどのような手順が必要なのか
調べていくわけですが、ことが進むにつれてたいへんな労力が必要だと
いうことを実感されていくでしょう。

離婚を経験された方の多くが結婚よりもエネルギーを使ったといっています。深い傷を負ったあなたが、離婚という経験を糧にし、凛とした人生を送ることが出来ますように願います。

夫婦関係が修復できるか考える

離婚アドバイザー

「離婚するべきなのか?このまま我慢したほうがよいのか?」
まだまだ決定的な理由をみつけられないまま、思い悩んでいる人が
たくさんいます。

誰かに相談することで、少しでも理由がはっきりしてきたり、
自分の気持ちを落ち着けてもう少し我慢してみるというのも前進です。

ただし家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス:DV)などの肉体的苦痛、
借金の取立てや親族の嫌がらせなど、精神的に追い詰められている場合など、いったん離れることが必要な場合もあります。

苦痛だと感じてしまったら、まずは逃げることも悪くない方法なのだと
いうことを知っておいてください。

しかし生活にはまったく支障がないのに、なんだかしっくりいかない
カップルが実に多いのです。迷いに入りだすと、原因が些細なことで
あってしまったとしても、とても深く入りこんでしまい、
とてもつらく長い時間だといいます。

でも結婚を決めたときと同じように、迷いながらでも真剣に夫婦の関係、
自分のライフスタイルに疑問を投げかけて向き合うことは大切です。
自分を見失わないように充分な時間をかけるべきです。

また一人で悶々としていると、迷宮はさらに深いものになってしまいます。
心の中の問題は究極のプライバシーですがどうか外に出してみてください
秘密を厳守してくれる相談機関もたくさんあります。

離婚は人生の大きな決断なのですから迷うのは当たりまえ。

離婚を選んだことが、自分にとってプラスになるようによく考えましょう。
また離婚に至ったとき、それはあなた一人の問題ではありません。

パートナーのこと、子供のこと、経済的なこと、離婚後の生活のこと、
親のことなど、対処していかなければいけない問題は山のように
襲い掛かっています。

結婚するときより数倍ものエネルギーが必要だといわれますが、
体を壊すほど思い悩んで我慢することが幸せなのでしょうか?
幸せの形は人それぞれなのですから、まずはしっかり生きていくことを考えましょう。

夫婦関係修復のポイント

離婚アドバイザー

離婚か修復か迷ったとき、子供や家族が離婚に反対ならば、
修復の道を考えてみることもひとつの選択です。
もしも修復できるチャンスを逃して、簡単に離婚の道を選んだとすると、
後悔の元になります。

迷いや解決に対して、精一杯の努力していない決断は、
けっきょくあなたに理由があったのかもしれません。


金銭的に生活が成り立っている、努力している


実生活には金銭問題がおおきく関わっています。
より豊かで楽しい生活を求めていたのに、思ったより楽しくない
というのは、結局相手の経済力を求めているということです。

本当に愛にあふれているカップルというのは貧困に負けません。
お互いが生活のために努力しているのならば大丈夫。
家庭に生活費を入れなくなったときが問題です。

家族を養うという基本的な責任を放棄するということは、
離婚の意思が見えているという判断にもなるでしょう。


家に帰って来る


家にいるということはスペースが狭かろうが肩身が狭かろうが、
そこに居場所があるということです。価値観や感じ方は人それぞれ
なのですから、もしあなたが意地悪をしてわざと居心地のわるい
リビングにしたとしても、相手はそんななかにも自分の居場所を
見つけようとしているということです。

また浮気をしていても帰ってくる、実家に逃げてもまた帰ってくる
というのは結局そちらが自分の居場所ではなかったということ。
まだ修復の可能性はあります。

しかし別居状態が長く続くということは、新たに居場所を見つけられたのかもしれません。


浮気をしていない


相手が浮気をしているときというのは、第三者の気持ちがからんできますから、非常に複雑になります。

「浮気」という字からも、一時の気まぐれや遊び感覚のことが多いのですから、その時を乗り越えることも解決方法のひとつ。

しかし、夢中になっている時期に修復関係を迫っても、なかなか難しく大変なことです。離婚を考える原因が浮気でないことがいいのですが、残念ながら浮気が原因だったとしても、その時期を乗り越えていると、修復に向けた気持ちや、また決別するにしても冷静に考えられることでしょう。


子どもやペット、持ち物を大事にしている


昔から「子はかすがい」といって、夫婦間を結びつける大きな存在です。どちらの親にとっても、子供は可愛いし成長を自分の目で見届けたいもの。

離れてしまった心を結びつけたり、我慢させたり、大事な存在です。

また子供が大反対をしていて、その傷の深さを考えると、自分たちの関係を修復するほうがよい道だと考えることもあります。ある程度の年齢にくると子供も子供なりの視点で親の生活を見ているものです。本当に離婚したほうがよい場合には、子供のほうが冷静な判断を下す場合もあります。

また子供のように可愛がっているペットや、大事にしている樹木や、2人で頑張って建てた家。冷静に考えてみれば、2人で協力してきた痕跡がたくさんあるもの。お互いにそれらを大事にしてきた事実があれば、もしかしたらもう1度相手の心をだいじに考えることができるかもしれません。

しかし、これがキレて熟年になって妻が家を飛び出す「熟年離婚」という現象がとても増えてきているといいます。


暴力があるか


暴力というのはひじょうに厄介な問題です。身体に苦痛があるのならば、まずは離れるべきです。しかし、DVの場合、愛情が余って暴力になるという複雑な心の問題も抱えています。

また相手に問題はないのに、親族による苦痛が大きいというケースも多々あります。命が危なくなるような暴力でしたら、愛情云々いってないで、離れないといけません。

しかし、心がつながっている場合、周囲が、肉体的に危険があると判断しても、本人が戻ってしまうこともあります。自分の身の安全を守るために決別しなければいけない気持ちもあります。

暴力を振るってしまう人というのは、相手ではなく自分の心や育ち方に何らかの問題を抱えていて、なかなかその習慣をやめることが出来ないことが多いそうです。修復を繰り返しながら結局は離婚という結末がみえてきます。


相手の身近な人が、味方になってくれる


相手とうまくいかなくても、相手の親や兄弟とは、とてもよい関係のこともあります。パートナーには何の問題もなくても、嫁姑の中が険悪なため離婚へ進めてしまうことはよくある話。

パートナーの不貞を親族が守ってくれることで、乗り越えられたという話もけっこうあるケースなのです。いちばん修復の可能性があるのは、2人の味方が多いカップルのケースでしょう。


今の問題は長期化しているか


あなたの今抱えている悩み事が、一時的なものであるのか、もう根本的なものなのかを、よく考えなければいけません。

たとえば、離婚理由でもっとも多い「性格の不一致」というのは、もう2人がどんなに努力をしてもどうしようもないことです。

しかし借金や浮気など、生活の中で起きてしまった事件は、一時的なものかもしれません。

長い結婚生活の中で、常に盛り上がっていたときの感情を維持するのは不可能なこと。しかし長くいることのなかで時間が育む愛情には波があります。

この困難を乗り越えることで、また愛情が深くなっていくこともあります。なんども困難を乗り越えてみるのも夫婦。ピンチが絆を深めるチャンスだと考え方を転換してみることができますか?

離婚の相談窓口

離婚アドバイザー

離婚を決意するには深い心の葛藤があることでしょう。
様々な思いが複雑に絡み合って、もう一緒にいると、
決別の決心をされたのでしょう。

しかし、事態が深く深刻になるまでに誰かに相談してみましたか?
またこれからの行き方について、よく考えてみましたか?
何の知識もないままに一人立ちすることは実はとても難しく、
世間の風は強いものです。

実は離婚を決断するにあたって複雑な心の内を誰にも相談せずに、
一人で決めたという人がとても多いといいます。

人生の大きな決断ですから悩んで当たり前。迷ってしまったときに、
必要な相談相手は誰なのでしょう。

親身になって一緒に泣いてくれる人?頑張りなさいと
肩をたたいてくれる人?もちろん、精神的なサポートは必要ですが、
事を運ぶために必要な相談相手も必要です。

次にあげるのはプロの相談場所です。
有料の所もありますが、専門知識がありプライバシーが守られています。
かならずあなたの力になってくれるはず。
心配でしたら、まずはインターネットや本などで、
基礎知識を入手して電話などこちらの状態が分からないようにして
相談してみてもいいのです。


問い合わせ先・ホームページ

☆離婚相談
・・・法律相談は、離婚を決定した後でもかまいません。
離婚を決める前にカウンセリングを受ける事をお勧めします。
離婚を選ぶべきか否か?離婚後の生活の事、子供の事、慰謝料・養育費の実態など、
必ずしも離婚が正解ではありません。プロのカウンセラーの意見もご参考に

岡野あつこの離婚救急隊
http://www.rikon.biz/
フリーダイヤル:0120-47-4122


☆法律相談


法律相談センター
http://www.horitsu-sodan.jp/
家庭裁判所
http://www.rikon-tjc.jp/
法テラス
http://www.houterasu.or.jp/
財団法人 法律扶助協会
http://www.jlaa.or.jp/
法律相談センター
http://www.horitsu-sodan.jp/


☆離婚情報


福祉事務所 ・・・ 各市町村役場にあります。
厚生労働省HPから調べられます。
http://www.mhlw.go.jp/

女性センター ・・・ 各市町村にあります。市町村役場でも連絡先を教えてもらえます。ホームページは、各地の女性センターごとにあります。


☆家庭内暴力


配偶者からの暴力被害者支援情報
http://www.gender.go.jp/e-vaw/

警視庁
http://www.npa.go.jp/
警察 電話番号110


☆就労情報


ハローワーク
http://www.hellowork.go.jp/
21世紀職業財団
http://www.jiwe.or.jp/
女性と仕事の未来館
http://www.miraikan.go.jp/


☆離婚届や協議書作成


日本弁護士連合会
http://www.nichibenren.or.jp/
日本司法書士連合会
http://www.shiho-shoshi.or.jp/
日本行政書士連合会
http://www.gyosei.or.jp/
日本公証人連合会
http://www.koshonin.gr.jp/


☆心のケア


保健所
各市町村にあります。市町村役場で連絡先を教えてもらえます。

精神保健福祉センター
各都道府県、主要都市にあります。市町村役場で連絡先を教えてもらえます。

カウンセラー
社団法人日本産業カウンセラー協会
http://www.counselor.or.jp/


☆子供のこと


スクールカウンセラー
児童相談所
警察の少年相談窓口

離婚時の手続き

離婚アドバイザー

離婚時の手続き


離婚するには、決心するまでにとてつもないエネルギーを消費する上に、
様々な事務手続きが待っておりとても面倒くさいものです。

離婚そのものの手続きに加えて、住所を別にするとことも子供のことも、
いろいろ考えることがあり、手続きは複雑になります。
安易に別れを選ぶだけが良い方法でもないので十分に考えましょう。

また手続きは出来るだけ効率よくしたいもの。役所に行くときなど、
出来るだけ段取りよく進むようにリストを作りましょう。

また手続きに必要な書類など事前に用意できるもの、
相手に用意してもらうものもありますので、
全部書き出してみることが必要でしょう。

別れると決めたのでしたら出来るだけスムーズに
きっぱりと決別しておかないと、手続き残しがあると、
かえって面倒なことになります。


自分関係の公的手続き


・離婚届けの提出・・・本籍地の市町村役場

・住民票の移動・・・居住地の市町村役場

・国民年金の加入、変更・・・居住地の市町村役場

・健康保険の加入、変更・・・国民健康保険の場合は、居住地の市町村役場

・印鑑登録・・・居住地の市町村役場

・名義変更 ・・・銀行、郵便局、クレジットカード、その他カード類、運転免許証、パスポート、その他保有免許等、保険、携帯電話 など


子供関係の公的手続き


・姓、戸籍の変更・・・家庭裁判所、市町村役場

・児童扶養手当の申請・・・市町村役場

・児童手当の受取人変更・・・市町村役場

・健康保険の加入、変更

・学校の転入

・学資保険やそのた保険などの受取人

・通帳などの名義

離婚の話し合い

離婚アドバイザー

離婚を決めて相手と話し合いの席につくことができたら、
出来るだけ言いたいことをいいつつ円満に今後の手続きについて
話し合いたいところです。話し合いたい項目を次の4点に
分類しておき冷静に解決していきましょう。


1)離婚するか、修復するように努力するか。
2)子供に関すること
3)お金に関すること
4)その他の気にかかること


まず一番大事な双方の意思の部分です。冷却期間をおいて、
また改めて話し合いの席を設けることを約束するのもひとつの方法です。
双方とも離婚したい意思があっても、次に話し合う子供のこと、
お金のことでなかなか合意にたどりつけない場合も多いです。

まずは「離婚」という意思を固めないと、話の筋がぶれてきます。

子供がいない場合は問題ありませんが、子供がいる場合、複数いる場合、
その年齢や性格によって考えなければいけないことはたくさんあり
難関です。DVなどでない限り、子供の幸せを願うのは双方の共通の
思いでしょう。

まだ離婚を理解できない幼い子供であったとしても
将来必ず問題になってきます。話し合いの内容を証拠として
残しておくことがとても大切になってきます。


裁判をしないで和解する場合


どんな離婚理由で、お互いによる話し合いが済まなかったとしても、
裁判だけは避けたいという思いもあります。

裁判をしないで和解するには、高額な慰謝料を支払うことで
解決できる場合があります。不倫など事実をあらわにすることで
精神的苦痛が大きくなる場合や、時間がかかることが負担に
なってしまう場合、に慰謝料で解決してしまうこともあります。

しかし逆に金額ではなく、事実を暴くことで納得できることも
ありますので、負い目があるということはたいへん
不利な状況になります。

離婚届の入手と提出

離婚アドバイザー

離婚届は市町村役場の戸籍を扱う窓口で渡されます。
書き損じることもあるので、何枚か余分をもらっておくと安心です。
離婚後に、姓をかえず相手と同じものを使い続ける場合
「離婚の際に称していた氏を称する届」を出さなくてはなりません。
一緒に入手しておいて、十分検討しましょう。


離婚届の提出は、市町村役場でおこないます。
戸籍の書き換えですので、本籍地以外で出すときは、
戸籍謄本を取り寄せておく必要があります。

できれば本籍地の市町村役場で手続きしてしまえれば早いのですが
遠い人も多いですね。

必要書類は近くの役場でかまわないので、そこで提出書類をよく
確認してそろえておきましょう。

また離婚届は誰が提出してもかまわないことになっていますが、
身分証明書の提出が求められることがありますので、
免許証などを持参していきましょう。

また万が一訂正する箇所があるかもしれません。訂正印で直せるので、
双方の印鑑を持参することを忘れずに。

どちらか一人または代理人が提出する場合、その時間に当事者と
連絡が取れるようにしておきましょう。調停離婚、判決離婚のときは、
それぞれ調停調書の謄本、判決書の謄本と判決確定証明書を添えて、
申し立てたほうが提出しなければなりません。

市町村役場の窓口が開いているのは平日の午前9時から午後5時までですが、
婚姻届などと同じく、時間外に提出することも可能です。
また郵送で提出することも出来ます。しかし受け付けるだけであって、
内容を確認して受理されるのは翌日の時間内になります。

もし訂正があった場合にも直すのに時間がかかってしまうので、
時間内に直接持っていくほうが結果的に早く済むことがあります。
また年金手続きに「離婚届受理証明」が必要な場合があります。
必ず受け取りを確認しましょう。

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